毎年NPOセンターでは、夏休みを利用して、高校生ボランティアと登録団体とのマッチングを行っています。夏休み恒例となった高校生のボランティア体験学習です。ご協力いただいた受け入れ団体さんからのメッセージと参加した高校生からの声をピックアップしてお届けします。若い世代へボランティア活動の橋渡し、貴重な時間をご提供できました。
鎌倉水泳協会は高校生に２つの事業体験を提供しました。１つは小学3年生から中学生の市民水泳教室です。指導員について潜れない子のアシスタントをしてもらいました。受講生は年が近いため親しみやすいようです。
２つめは市内小学校対抗の学童水泳大会です。会場設営・競技役員の補助・パソコン入力など運営のお手伝いをしてもらいました。暑い室内で共に活動し終了した時に見せた顔は達成感に満ちていました。私共も異世代交流が出来る貴重な時間となりました。（鎌倉水泳協会）
水泳大会がどのような支えで成り立っているのか知りたい、体験したいと思って希望しました。当日は進行表示係を担当しました。
みんなが私の書いた表示をみて確認している姿に、
誰かの役に立っているんだなと実感がわき、嬉しかったです。（高２）
障害者や引きこもりの方と一緒に、東北応援物産展で商品の陳列・販売のボランティア体験をしてもらいました。初めての販売業務、またさまざまな年齢の方との触れ合いも初めてで、やや緊張気味の様子でした。一緒になったボランティアの先輩方と進路の相談をする機会もあったり、学校ではできないような経験ができたと思います。 学生時代にさまざまな世界を知ることもとても大事です。暑さとの戦い！もあり、お疲れ様でした。（シェアハート鎌倉）
東北の支援だけでなく物販という社会経験ができると感じ希望しました。実際に活動してみて、自分たちで物を売ることの大変さを実感しました。
ボランティアで参加している他の方々から東北のお話を伺うことができただけでなく、お客様も購入目的を話してくださり、とても興味深かったと同時に、東北との繋がりも感じました。震災から12年、自分たちの記憶も薄れていきますが、絶対に忘れてはいけないと思いました。
緑地や史跡地の維持管理活動で、主に大鎌や刈込ばさみを使っての草刈りを体験してもらいました。厳しい暑さの中で、慣れない大鎌や刈込ばさみを使っての草刈りは大変だったと思いますが、真剣に取り組んでいる様子が伝わってきました。これからも、いろいろなボランティア活動に参加して、様々な人との出会いを通じて、新しい自分を見つけてください。（鎌倉風致保存会）
今までに体験したことのないボランティアだったので、新しく挑戦してみようと思い参加しました。自然の中で活動するのも新鮮で、とても楽しかったです。草刈りは思っていたより大変で、たくさん汗をかきながらやったけど、終わった後の達成感も凄くあって、やりがいを感じました。たくさんの人の力で、鎌倉の山を守っていると感じられて、とても良い経験になりました。
