鎌倉市アダプト・プログラム団体として地域の景観維持のため、常盤・市役所通りの美化活動を行う。

団体情報

URL(HP)http://facebook.com/tokiwamichibushinnokai
連絡先
設立年2006年
正会員数30人
団体種類任意団体

活動目的

活動範囲における美化活動及びまちづくり活動は市との連携が大切なので、担当課との情報交換に努めています。

活動内容

常盤鎌倉市役所通りの清々しい空間を維持するためには、毎月第一日曜日の定例活動を続け、ごみ拾いや除草を日常的かつ適宜に行い、会員一人ひとりが美化に対する心がまえを当たり前に持っていただくことです。

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活動を始めてから17年目に入り、常盤市役所通りの景観は行政による史跡側の除草が行われていることもあり、確実に向上しています。が、住民が植えてしまった市緑地の樹木管理は今後の課題です。常盤町内会隔月清掃との連携は続いています。

2021年度活動報告

毎年度末、鎌倉市環境保全課に美化活動報告書を提出しています。令和3年度の活動日数は38日、216人、回収したごみ(枯葉と草)は459袋(45ℓ)、燃やすごみは48袋(5リットル)、缶ビンペットボトル120本でした。

2022年度活動報告

2022年度活動報告を鎌倉市環境保全課に提出済み。定例活動(毎月第一日曜日雨天の場合第二日曜日)12回と、会員による日常的な活動を含めた活動実績は、39日221人、回収ごみ(草ごみ・枯葉ごみ)441袋(45㍑)、燃やすごみ5袋(45㍑)、ビン、缶、ペットボトル90本程度でした。

紹介記事「パートナーズ88号 (2018年9月発行)

~ そうじはこころの修行 ~   

 当会は市内に 11 団体ある鎌倉市アダプト・プログラム※団体の一つです。昨年 11 月に鎌倉市が「アダプト・プログラムの活動とその将来」と題してまちの美化推進シンポジウムを開催しました。アダプト・プログラムには自治町内会の縛りがなく自由に活動できる利点もあるので、仕組みを知っていただき、個性的なまち美化プログラムを作っていただけたらと思います。 

 活動範囲は常盤市役所通り約 500mです。定例活動への年間参加者 250 人、枯葉等回収ごみ 450 袋(45ℓ)、タバコの吸い殻中心の日常のごみ拾い、ふとんなど不法投棄ごみの片づけも行うので、景観は一年を通して落ち着いています。捨てられたらすぐに片付けるという原則を貫きます。地元常盤町内会や沿線事業者さんとの連携も進むほか、最近は常盤近隣から落ち葉掃きやごみ拾いを手伝ってくださる市民も現れ、昨日まであったごみがいつのまにかなくなっている瞬間に出会うと本当にうれしくなります。汚れた生活道路というイメージを払拭したくて始めた活動ですが、発足から 12 年、現在の常盤市役所通りは修学旅行生や外国人観光客も行き交う美しい道になりました。
さて、美化活動と言えばトングを持って、缶やビン、燃えるごみを拾う程度を想像するかもしれませんが、それだけではないという事例を紹介します。ここ常盤の谷戸地域には古都法や風致地区条例に守られた歴史的景観があるはずですが、大仏ハイキングコース近くの古道でコンテナや重機などの大型不法投棄ごみに遭遇した時は愕然としました。

 世界遺産登録を控えた頃で、鎌倉市環境保全課が早々に片付けましたが、当会の通報や協力がなければ環境汚染は
続いていました。参加会員の顔ぶれは変わっても、泥ぼこりをかぶり、這いつくばって草を抜く会員への敬意をいつも忘れずに、淡々とこの活動を続けることを私自身の目標にしています。
ついでながら、私は若宮大路の松並木保全活動と常盤山での里山樹林保全活動にも参加していて、いつも写真のような姿をしています。(山村 みや子さん 常盤道普請の会 代表)

※アダプト・プログラム…市民と行政が協働で進める清掃活動をベースとしたまち美化プログラムのこと