玉縄城址を守り、「玉縄歴史館」を活用して、鎌倉・玉縄地域の新たな歴史まちづくりを推進。

団体情報

URL(HP)https://tamanawajo.jp/
連絡先
設立年2006年
正会員数54人
団体種類任意団体

活動目的

玉縄城址を守り・学び・そして市民に伝え繋ぐことを通して地域づくりをめざす活動を続けてきた。

活動内容

城址遺構学芸員は城址環境整備を市民・学生ボランティアと共に城址を守っている。玉縄歴史館の市民学芸員は歴史・民俗資料の企画展示と運営に携わり13,000人の小学生の体験学習に対応してきた。官民協働の組織にして事業推進を行っている。

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鎌倉鎮護の玉縄城の見学は植木の龍寳寺玉縄歴史館で玉縄城域模型を見学して5Km四方の総構えの様子、15年間の調査で分かってきた遺構の発掘資料やギャラリー企画展「玉縄城の真実を解明する」資料をご覧ください。国重要文化財旧石井邸の設えもご覧ください。

紹介記事

【鎌倉市市民活動センター20周年記念誌「WOW2018」より】

玉縄城の魅力を通じたまちづくり

玉縄城址まちづくり会議のみなさんは主に鎌倉・玉縄城の歴史を再発見するとともに、歴史的自然環境を整備・保全しながら新たなまちづくりを行政と提携しながら行っています。2012年に築城500年祭を開催し、約50人のメンバーで活動しているとのこと。

今回、私たちはお話を伺うとともに、玉縄城址の清掃活動を行いました。この日の清掃活動は玉縄城の魅力を伝えるイベントに備え、訪れた人たちが歩きやすくするために、草や木などが散策の邪魔にならないように道をつくることでした。作業は大変でしたが、ほんの少しでも私たちのしたことが玉縄城址を広めることに繋がったと思うと嬉しくもありました。

代表の荒井章さんに一.鎌倉の史と聞くと一番に頭に浮かぶのは、菜府や源頼朝、義経だと思う。でも、鎌倉ーにあった唯一の城のことが、より多くの人々に認知されるようになって欲しい」とおっしゃっていました。確かに私たちも鎌倉の歴史といえば、頼朝が幕府を築いた、という知識はあっても、玉縄城址のことは全く知りませんでした。

しかし、玉縄城址の地に立ち、お話を聴く中で、玉縄城の歴史や、後北条氏のことがとてもよくわかりました。それと共に、戦国時代の「つわものどもが夢の跡」との思いを新たにし、玉縄城址もたくさんの歴史をもったところだということを実感しました。これからもっともっとこの玉縄城址の魅力が鎌倉市、神奈川県にとどまらず、日本全土に広がってほしいと思います。

(鎌倉の高校生)

2021活動報告

1) 令和4年度文化庁補助金事業「鎌倉・玉縄城址を活かす歴史ミュウジアム事業」 令和4年4月~令和5年2月                   人材育成:地域文化財ガイド育成講座18日間、参加人数250名。普及啓発:ギャラリー展示5月~「鎌倉の城郭展」 9月~「‐鎌倉の生態系の記録写真-三人展}、シンポ「戦国時代の鎌倉・玉縄城域の隠された真実」11月40名参加。                                       

2)歴史ミュウジアム玉縄城址の遺構、七曲坂と市民緑地、2号緑地の保全活動:月2~3回延べ140名が参加。                                                    

3)玉縄歴史館小学生体験学習「昔の暮らししらべ」10月~12月、10日間8校512名、対応した市民学芸員71名。 

4)高校生社会体験ボランティア、7月~10月で48名参加。

5)神奈川県埋蔵文化財センターの「縄文土偶レプリカづくりワークショップ」を玉縄歴史館で開催、小学生・高校生~80才まで32名で玉縄出土の東証院くん土偶、青森の遮光器土偶、ハチマキ土偶など作成、楽しんだ。

6)鎌人いち場参加。

7)大船駅と共催で「駅からハイキング」を、鎌倉市の後援を受け、駅ハイマップや城址をめぐるコース案内看板を作成、ギャラリー展も3月1日から31日開催。

2022活動報告

5月13日広報紙「玉縄城まちだより」22号3000部発行、ギャラリー展示①5月~9月鎌倉の城郭展、②9月~2月玉縄城域の鳥・蝶・魚写真展、③3月~北条早雲と玉縄城主六代展開催。

10月16日 鎌人いち場「知る場」で活動広報と野菜苗の販売と瓢箪スピーカーの紹介

11月23日 玉縄城築城五百十年記念第十回玉縄城主墓前祭法要会、文化庁事業シンポジウム開催、2月からウオーキンマップ1万部印刷、玉縄城歴史トレイル遺構マップ5か所に設置。

3月1日~31日 JR大船駅と共催、鎌倉市後援「駅からハイキング」開催。