認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らすため。

団体情報

URL(HP)http://kamakuraninchishou.com/
連絡先
設立年2011年
正会員数80人
団体種類一般社団法人

活動目的

一般社団法人かまくら認知症ネットワークは、介護医療の専門職から認知症の当事者家族、市民へとつながるネットワークです。認知症の支援を通じて地域のネットワーク(つながり)を作り、「認知症でも大丈夫な鎌倉市を作る」ことを目的にしています。

活動内容

本人家族カフェと散歩の会(年10回開催)を大船フラワーセンターと鎌倉中央公園で開催、市民や家族、専門職が参加して懇談と情報交換、交流に取り組んでいるほか、大船駅周辺に認知症の当事者家族と市民らが参加する飲み会「大船夜カフェ」を年6回開催しています。また年2回代表理事が講師となり認知症市民講座「わかりやすい認知症講座」を開催しています。そのほか、毎年9月21日の認知症の日には大船観音のオレンジライトアップを見る夕べを企画、当事者家族、市民、介護医療福祉の専門職、行政職員らが参加して認知症でも大丈夫な鎌倉市の実現を願って記念撮影をしています。会報を発行し適宜ホームページで情報発信をしています。

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認知症基本法の理念を実践し市民に広く周知したいと考えています。厚生労働省の発表によれば、現在全国には  万人の認知症の人が471万人とMCI(認知機能の低下した人)の人が564万人、計1035万人が暮らしているとされています。この数字を鎌倉市の人口比に当てはめると14658人となり、まさに鎌倉市の人口の8.4%に当たります。これからは認知機能の低下があっても、また認知症の状態になっても、地域で自分らしく暮らせるための取り組みが地域社会全体での喫緊の課題となっています。今後も社会の高齢化が進んでいきますので、様々な機会を得て活動内容の発信に努めてめてまいります。

その他、当会の活動を通じて、2020年には当会会員の認知症当事者と支援者のフォークデュオ「ヒデ2」の活動で「認知症とともに生きるまち大賞」を受賞しています。また2021年、本人家族カフェと散歩の会などの活動が評価され、かまくら認知症ネットワークが日本認知症ケア学会「読売認知症ケア賞・実践ケア賞」を受賞しています。

過去5年受賞歴など

2020年…認知症の人と支援者のフォークデュオ「ヒデ2」の活動が「認知症とともに生きるまち大賞」を受賞
2021年…日本認知症ケア学会「読売認知症ケア賞・実践ケア賞」を受賞 

2025年度活動報告

2025年度事業報告書より
(2025年4月1日~2026年3月31日)

1.会報
・会報63号(10月号) 印刷部数 600部
・会報63号( 3月号) 印刷部数 600部
・ホームページ…会報、行事案内など適宜ホームページに掲載しました。

2.本人家族カフェと散歩の会 
・4月20日(日) 春のフラワーセンターを歩こう 参加14人 当事者2人 家族2人 場所 大船フラワーセンター 集合 園内フラワーカフェ
・5月18日(日) 初夏のバラを見て歩こう 参加7人 当事者1人 家族1人
場所 大船フラワーセンター 集合 園内フラワーカフェ
・9月21日(日)初秋の草花を見て歩こう 参加10人 当事者2人 家族2人 場所 大船フラワーセンター 集合 園内フラワーカフェ
・10月19日(日)秋の草花を見て歩こう 参加12人 当事者3人 家族3人 場所 大船フラワーセンター 集合 園内フラワーカフェ
・12月7日(日)紅葉の谷戸を歩く・落ち葉かき 参加12人 当事者2人 家族2人 場所 鎌倉中央公園 集合 管理棟前
・3月8日(日)玉縄桜を見て歩こう 参加14人 当事者3人 家族1人 場所 大船フラワーセンター 集合 園内フラワーカフェ

3.認知症市民講座
①市民のための分かりやすい認知症講座~認知症を理解してよりよく暮らすヒントを学ぼう!
・2026年1月22日 13:00~15:00 講師 稲田秀樹 参加15人 大船学習センター 第2集会室
・2026年3月6日 13:00~15:00 講師 稲田秀樹 参加20人 
②クスリに頼らない~認知症のBPSDの理由と背景を探る勉強会
・2026年7月15日 19:00~20:30 講師 稲田秀樹 参加12人 大船学習センター第2集会室

4.まちづくり部会
➀世界アルツハイマーデーオレンジライトアップ
・2025年9月21日(土) 大船観音オレンジライトアップ 協力 大船観音寺
・大船観音のオレンジライトアップを見る夕べ(大船夜カフェ) 参加者12人(本人1人、家族2人)
・認知症の日講演会・シンポジウムへの参加協力
「認知症の人の意思決定について考える」シンポジウム
2025年9月28日(日) 13:00~16:00 
当会より代表理事と認知症当事者が参加しました。

5.認知症行方不明者の実態把握のためのアンケート調査
2025年度認知症行方不明者の実態把握のためのアンケート調査を行い、調査報告書をホームページに掲載しました。 
以上です。

6.事務局
①鎌倉市との意見交換会
 2025年9月9日 11:00~12:00 鎌倉市役所会議室
 出席者:稲田秀樹、渡邊夕雅、山隈加奈子、川田純一、八木恒夫
 鎌倉市:介護保険課課長、高齢者いきいき課課長、市民健康課職員
②鎌倉市との意見交換会
 2026年3月5日 11:00~12:00 鎌倉市役所会議室
 出席者:稲田秀樹、渡邊夕雅、八木恒夫、衣巻義美 *意見交換会メモ参照
 鎌倉市:介護保険課課長、高齢者いきいき課課長、市民健康課職員
②定時社員総会の開催、
2025年4月21日
総会:19:00~19:45 懇親会 19:45~20:30
閉会後、引き続きオンライン交流会を実施した
③理事会
・2025年11月25日(火)19:00~20:00 方法:ZOOMミーティング
出席理事 稲田秀樹 淡中京子 渡邊夕雅 鈴木貴彦 監事 川田順一
・代表理事の体調不良と持続可能な事業運営について

2024年度活動報告

活動の様子を記載した会報を年4回発行しました。「認知症の本人カフェと散歩の会」を年6回開催延91人の参加がありました。若年性認知症相談会を年2回開催当事者家族の相談をお受けしました。市民のためのわかりやすい認知症講座を年4回開催、110人の参加がありました。大船夜カフェ(夜の認知症カフェ)を認知症当事者講演会を開催、68人の参加がありました。適切な運営を図るために適宜理事会を開催しました。

紹介記事

2020 年 NHK 厚生文化事業団「認知症とともに生きるまち大賞」を受賞しました。

歩く認知症カフェ 「第44回かまくら散歩」の動画をご覧ください。


【鎌倉パートナーズ 97号(2020年12月発行)より】

認知症とともに生きるまちを創ろう!

 一般社団法人かまくら認知症ネットワークは、介護医療の専門職から認知症の当事者家族、市民へとつながるネットワークです。
今年度正会員92名のうち5割が介護医療の専門職、3割が当事者家族、2割が市民といった会員構成になっています。

 主な活動としては、認知症の人や家族の散歩の会である「かまくら散歩」(年4回)、若年性認知症の本人と家族のサロン「若年性認知症ほっとサロン」(年6回)などの社会参加を支援する活動、認知症の診断を受けた本人が発信する講演会「認知症について認知症の人から学ぼう!」(年1回)を開催しています。また2019年には認知症啓発のランニングイベントである「RUNTOMO+かまくら」の事務局を務め、鎌倉市内の当事者家族と施設関係者をつなぐ役割を担っています。音楽やアートを通じた当事者家族支援の展開も行っており、演奏会に複数の当事者や子供が参加しています。


 他の地域とのネットワーク作りにも取り組んでいます。神奈川県内の認知症の支援者や当事者に呼びかけて、静岡県富士宮市で行なわれている「Dシリーズ・全日本認知症ソフトボール大会」に参加し、神奈川県大会の開催事務局として認知症の方の社会参加を促進してきました。

 今年、「認知症とともに生きるまち大賞」を受賞させて頂いた『「ヒデ2」とその仲間たち』はそれらの活動の集大成であると言えるでしょう。「ヒデ2」は、若年性認知症の人と私が2017年に結成したフォークデュオの活動です。これまで100回を超えるライブや講演会で歌ってきました。


 また、かまくら認知症ネットワークの事務所のある鎌倉市今泉台では、私が運営するデイサービスの活動もあり、認知症のある人が地域住民と自然に交流したり、地域活動に参加したりする姿が見られます。高齢化した住宅地の住民が認知症を自然なこととして受け入れ、暮しているこのような姿が鎌倉市内全体へと広まっていくことを願っています。(かまくら認知症ネットワーク広報担当)