子どもが社会自立に向かう成長や発達の過程で起こりうる様々な躓きや困難をサポートしたい。
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団体情報
URL(HP) | https://seeds-app.com/infomation.html |
連絡先 | |
設立年 | 2017年 |
正会員数 | 130人 |
団体種類 | NPO法人 |
活動目的
不登校や発達特性を抱える子どもを含むすべての子どもたちが公正かつ適切な支援の中で、安心から自信、そして希望へと心のステップを進み、自分の持ち味を活かしながら生き生きと活躍できる社会実現する。
活動内容
①教育相談事業(不登校や学びづらさをもった子どもたちとそ の保護者を対象とした相談)
②人材育成事業(子ども支援に携わる人のための研修)
③学習等支援事業(フリースクール・個別指導教室・通信制サポート校)
④教材研究・開発事業(「学び方Labo」を開室:水曜日10時~12時)
団体PR
子どもたちが自立に向かって成長していく際、必要な時に必要なサポートができるように、不登校の子どものための「フリースクールSeeds」、自分らしく学ぶための個別学習教室「学び方教室BB」、高校卒業資格取得のための「Seeds学院高等部」と一気通貫とした3つの学びの場を開設しています。
2023年度活動報告
今年度は特にフリースクール事業への問い合わせ者が増加した。このような不登校生徒が増え続ける現状に対し、社会全体で子どもの教育環境を新たに想像する必要があると感じた。
紹介記事「パートナーズ87号」 (2018年6月発行)
~ 子どもの 輝く未来のために ~
当団体の創設メンバーは私立高校の元教員です。教員生活の中で、不登校や発達障害がある子どもなど、従来の教育では十分にその能力を伸ばしきれない大勢の子どもたちを見て参りました。彼らの多くは、素晴らしい感性や能力をもちながらも、繊細な神経や独特な個性ゆえに学びづらさや生きづらさを感じていたりします。
そんな彼らが幼少期から無理解の環境の中で、誤解をされたり、無用な叱責にさらされたりして、心に大きな傷を負って高校に入学してくることもありました。中には、すっかり自信や意欲を失い、精神的につらい高校生活を過ごし、天賦の才をもちながらも「僕は将来を描くのが苦手です。」と言って、道筋をつけられないまま卒業をしていった子どももいました。もっとしてあげられたことがあったのではと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
そのような多様な教育的ニーズをもつ子どもの課題は、学校のみでは解決しづらく、学校と学校外がしっかりと連携する中から社会全体で解決の糸口を見つけなければいけないと感じています。そんな思いから、仲間と共に平成 29 年 6 月 NPO 法人不登校・発達支援ネットワーク SeedsAPP を設立いたしました。
現在、当団体では、不登校の子ども支援の「フリースクールSeeds」と、学習が遅れがちな子どものための「学び方教室 BB」を運営しています。一人ひとりの子どもに合った「学び方」をデザインすることはとても大切だと考えています。学習障害やその周辺の子どもたちにとって「授業の内容がわからない」ことが、自尊心や人間関係、生活態度にも影響しているからです。また、学習の遅れは、不登校の原因であると同時に、登校復帰を妨げる要因にもなっているからです。「子どもは未来の社会そのものである」私たちはそのような認識のもと、社会全体の総力を子どもに注力させるべく、ありとあらゆる人的資源や学習資源の活用ネットワークを構築して参ります。(城田輝三さん
NPO 法人 SeedsAPP 代表)