車いすの方も何とか来ることができる台峰、そこから望む桜。
ベンチは倒木を利用して作っています。
公園などにある既製品にはない、自然に溶け込む趣があるのではないかと気に入っています。
自然環境をなるべく守る、そしてハンデのある方も楽しめる共生的な里山を継承してゆきたいと思っています。
横浜駅前の電柱の上でハンガー博覧会が開催されていた。そんなところに芸術作品があるわけはなく、よく見るとニンゲンの家から拝借したと思しきハンガーで作られたカラスの巣である。カラスからすれば自然の巣材が乏しい都会でサステナブルライフ。ニンゲンからすれば洗濯物は干せなくなるし停電の恐れもあるしで大迷惑。生き物は勝手の連続で生き延びてきたが、勝手も過ぎると誰かの致命傷になることを実感した一枚である。
鎌倉長谷の海は、澄み切った光り輝く太陽の下、カップルが海岸を散策していた。その場所は、由比ヶ浜と長谷を隔てる川が海に流れ出る小川で、二人は楽しげにその川を飛び超える瞬間でした。 海外からの旅行者が、この素晴らしい自然の中で幸せを感じながら旅する光景は、なんと素敵なことなのか。 近年、砂浜の侵食が深刻な社会課題である中、この自然を鎌倉市民として、永久に守りたい気持ちが湧き出して来ました。
毎週土曜8時から「朝の鎌倉街歩き(ゴミを拾いながら)」でぶらぶらしていると、いつも排水溝が灰皿代わりになっているのをあちこちで見かけます。
トングを突っ込んで拾い上げるのですが、たまたま春のこの日は底が桜の花びらで満たされ明るくて、思わず「きれい!」と声が出ました。
ところが、それでも吸い殻を捨てる人がいます。「12 つくる責任、つかう責任」に、「18 すべての人に優しい心」を加えたいところですね。
日本最古の築港遺跡「和賀江嶋」。鎌倉時代の1232年に築かれ、木材を鎌倉の街に陸揚げしたことが、「材木座」という地名の由来にもなっています。春から秋にかけては、磯遊びを楽しむ人たちもたくさん。鎌倉の山に降った雨水が豊富な栄養分を取り込んで海に注ぐことで、多様な生物を育んでいます。歴史・文化的な視点からも、海と山の自然という観点からも、貴重な国指定遺跡。将来にわたって引き継いでいきたいものです。
この写真は、出勤時に利用する堰を撮影したものです。この堰を渡ると、冬場の澄んだ空気の中で美しい富士山を望むことができます。川の流れが穏やかな時、水面はガラスのように堰を反射し、その構造物を鮮明に映し出します。しかし、地球温暖化の影響で富士山の万年雪が減少し、異常気象による川の氾濫も多発しています。堰は安全な川渡りを支えるだけでなく、川の流れを調整して洪水を防ぎ、地域の防災機能を高めています。このような取り組みは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」と目標13「気候変動に具体的な対策を」に深く関連しています。日常の風景から自然と地域社会のつながりを見つめ直し、持続可能な未来のために行動する意識を高めていけるのではないでしょうか。
毎年、クリスマスに合わせて、江ノ島ヨットハーバーでイルミネーションが点灯されます。ヨットにLEDが装飾され、その佇まいが湘南らしい夜景が現れます。2023年は、日産のEVから電気を供給し点灯。EVバッテリーは、走行だけでなく、時間や様々な場所や状況における電源として活用ができることで、エネルギーの効果・効率的な活用につながると思います。
湘南では古代からしらす漁が行われ、貴族や武士の食材として重宝し、 江戸時代には庶民にも広まり、
明治以降は漁法や漁具が近代化、定置網漁が主流となり一艘曳き漁法により短時間でしらすを傷めずに獲り、
網元は水揚げから加工迄を自社で行い鮮度が保たれる。しかし鮎の仔魚が網にかかるので、その乱獲を防ぐ為、
1月〜3月10日迄禁漁期間とし、海の豊かさを守る。
この期間の漁師にレンズの焦点を当てる。
NPO法人山崎・谷戸の会では継続的に手入れをしている雑木林の落ち葉(クヌギ、コナラ等)を集めて落ち葉堆肥を作っている。それを利用した米作りや農作物栽培を行っており、化学肥料は使用していない。さらに畑では一般に普及しているマルチシートも使用しない昔ながらの農法を行っており、それらにより貴重な谷戸景観と豊かな生態系を守っている。
大型台風の過ぎ去った翌朝、由比ガ浜は強風と高波の影響で、流木や魚、貝殻、そして大量のゴミが散乱していた。
子どもたちと浜を歩きながら、普段目にしない様々な漂流物に目を留める。
「これはどこから来たんだろう?」「こんな貝、見たことないね。」
自然の大きな力に驚きつつも、無数に散らばるプラスチックごみを拾いながら、穏やかで美しい鎌倉の海を守る必要性を改めて強く感じた。