「かながわボランタリー活動推進基金21」事業提案募集!

「かながわボランタリー活動推進基金 21」は、多様な主体が協働、連携して地域や社会の課題解決を図る協働型社会の実現に向け、非営利で公益を目的とする活動(ボランタリー活動)の開始や拡充に対し、期限を区切って支援を行うものです。
急速な少子・高齢化、国際化や情報化などに伴う地域や社会の課題を克服し、多様なニーズに適切に対応していくためには、皆様とともに課題解決に取り組んでいく必要があります。

この基金の趣旨を踏まえ、先駆的でモデル性が高く、費用対効果に優れ、将来の自立を見据えた事業提案を求めます。

●協働事業負担金(応募受付:令和5年6月15日(木)~7月20日(木))
・一般部門…分野問わず
・課題部門…年度ごとに県が課題を設定

課題:生活に困りごとを抱える子ども・若者を地域の社会資源につなげる

<課題>
生活に困りごとを抱える子ども・若者を支援するため、2つの課題を解消したい。
① 学校(教育)の課題
生活に困りごとを抱える子ども・若者たちは、自らSOSの声をあげられない、または、困りごとを抱えている状態に気づいていないことから、「見えない困窮」となりがちである。
子ども・若者たちが多くの時間を過ごす学校において、困難を抱える子どもたちを早期に把握するとともに、個々の事情に寄り添い、様々な社会資源の中から、適切な地域の資源に繋げていくことが必要である。
また、県立高校の生徒は、県内の様々な地域から通っており、つなげる支援先が多様であるため、地域の資源につなげる取組を一層工夫する必要がある。

② 地域(福祉)の課題
経済的な困窮、人間関係、地域での居場所など、様々な事情により生活に困りごとを抱える子ども・若者たちが一定数存在する。家庭や地域における子ども・若者たちの「声(様子)」を拾い上げ、生活に困りごとを抱える子どもたちの課題や困難を把握するとともに、地域で受け止め、支援
するネットワークづくりが課題である。
これら2つの課題解消に向けて、教育(本事業では、県立高校)と福祉(地域)の架け橋となり、子ども・若者たちの支援につなげるための事業提案を募集したい。

基金21事業説明会6月14日(水)14:30~15:00
個別相談(希望団体)6月14日(水)15:10~16:30
先着順20団体まで(1団体2名まで)
申込・問合せかながわ県民活動サポートセンター基金事業課 電話:045-312-1121(内線2831~2)